友好提携の締結

「福岡県・江蘇省友好提携協定」の調印は、日中国交正常化20周年にあたる1992年11月4日、江蘇省において行われました。協定書では、経済、科学技術、文化、教育、医療衛生などの分野で積極的な交流を行うことが約束されました。

福岡・江蘇友好桜花園（南京市）

「福岡‐江蘇友好桜花園」は、福岡県議会と江蘇省人民代表大会が呼びかけ、約2,000人の県民の皆さまの寄付によって、1996年2月、南京市の中山陵に開園しました。開園当時に植樹された3,000本の桜は、今では大きく成長し、両県省の友好のシンボルとして多くの人々に愛されています。

青少年交流（スポーツ交流）

両県省の間では、青少年交流も活発に行われています。サッカー、バレーボール、バドミントン、卓球などのスポーツ交流では累計300名以上の青少年の派遣・受入を行ってきました。

囲碁交流

2000年から毎年「福岡県・江蘇省青少年囲碁交流大会」を両県省で交互に開催し、交流団を相互に派遣しています。

友好提携10周年

福岡県・江蘇省友好記念庭園（福岡市・東公園）

2002年4月、福岡県と江蘇省との友好提携10周年を記念し、江蘇省から寄贈された太湖石を用いて福岡県庁前の東公園内に福岡県・江蘇省友好記念庭園が建設されました。現在、この庭園は、両県省の世々代々の友好の象徴となっています。太湖石は、中国江蘇省南部の湖「太湖」に産する奇岩で、中国の庭園や築山に多く使われ、友誼や平和を表すものとして珍重されています。

環境協力・交流

環境分野においては、2006年度から江蘇省の環境施策を担う中核行政官等を対象とした国際環境人材育成研修を行っています。

友好提携15周年

15周年（2007年）には、経済、環境、文化・芸術、青少年交流分野における一層高い成果を目指した協議書に調印しました。

環境協力・交流

2011年には、福岡県環境部と江蘇省環境保護庁との間で環境協力協定を締結し、環境分野における人材・技術・産業の交流促進強化について合意しました。

友好提携20周年

20周年（2012年）には、江蘇省を訪問し、友好関係の発展について相互に確認しました。

福岡・江蘇友好桜花園開園20周年（南京市）

開園20周年を迎えた2016年には、福岡県から新たにソメイヨシノ20本と久留米ツツジ20本を植樹しました。

友好提携25周年

25周年（2017年）には、南京市にて今後の両県省の連携強化を目指す「福岡県と江蘇省の友好提携関係のさらなる発展に関する協議書」に調印しました。

福岡・江蘇友好桜花園開園25周年（南京市）

開園25周年の2021年では、オンラインで交流を行い、桜の園が両県省の友好の懸け橋となり、いつまでも花を咲かせてくれることを願いました。

友好提携30周年

「福岡県・江蘇省友好提携30周年記念オンライン会談」開催。服部誠太郎知事は、呉政隆書記（当時）および許昆林省長をはじめとする江蘇省の方々と会談し、今後も両県省の友好関係を発展させていくことに合意しました。この会談には、桐明県議会議長をはじめ福岡県議会議員の皆様、律桂軍中国駐福岡総領事もオンラインで立ち会いました。

高校生交流

2022年9月には友好提携30周年を記念し、福岡県立三井高校と江蘇省南京市第29中学校とのオンライン交流を行いました。

福岡県体感ツアーイベント

蘇州市において、体験型の観光・物産イベント「福岡県体感ツアーイベント」を開催。江蘇省の政府関係者をはじめ、旅行会社、一般客約700名に参加いただき、福岡県の魅力の発信、PRを行いました。